名古屋大学人文学研究科 Graduate School of Humanities / School of Humanities

ドイツ語ドイツ文学 German Studies

大学院

ドイツ語と、ドイツ語圏の文学、文化、芸術を対象にした研究を行う。ドイツ語研究においては、ドイツ語におけるさまざまな言語事象のうち、研究の意義と自らの関心の観点から、一点に着目し、それを綿密に観察することによって得られる結果に基づき、その構造と機能上の特徴を明らかにすることを目指す。そのためには、偏りのない正しいドイツ語の知識、語感、能力を有することが望ましく、また、それをさらに高める努力が求められる。ドイツ文学研究においては、ドイツ語で書かれたあらゆるテクストが「文学的なるもの」と交叉する領野を扱う。ドイツ語圏文化・芸術研究においては、主に美術、舞踊、音楽に焦点を当てる。美術では、世紀転換期を中心に、当時の社会構造や思想、あるいは文学やモードなど多様な観点から芸術運動の変遷を分析することで、近現代の産業化社会における芸術の姿についての考察を深める。舞踊では、文学と舞踊および広義の身体文化との関連に着目し、文学および舞踊をより広い文化史的な視野で読み解くことを目指す。また音楽では、近現代の音楽作品の基底に認められる一定の構造と、資本制のもとでの経済体系や心的装置のメカニズムとの相同性に着目し、ドイツ・オーストリア近現代音楽史・オペラ史を複合的な文化現象として考察する。

学部

ことばは、それを使う人々によって長年にわたり手を加えられて今の形になったと考えられます。中でもドイツ語は高度に洗練された言語のひとつです。ドイツ語はよく、日本語や英語に比べて文法が複雑だと言われます。確かに、文を作ろうとすると、ひとまとまりになる単語は互いにぴったり合うように形を変えなければなりません。その分、少し手間がかかりますが、こうして組み上げられた文は構造が強固で隙がなく、言おうとすることをしっかり伝えることができるという利点があります。ドイツ語ドイツ文学を専攻しようとするのであれば、まずは、このドイツ語の正しい知識、語感、能力の獲得を目指してください。それに並行して、自分の関心のある分野の授業を中心に履修し、ドイツ語という言語、あるいはドイツ語圏の文学、文化、芸術について知識を深めてください。授業は大きく、「ドイツ語学」、「ドイツ文学」、「ドイツ文化学」の3分野に分かれています。それぞれについて、2年次の「基礎演習」、3・4年次の「講義」と「演習」の授業が開講されます。担当教員の専門分野は、ドイツ語学、ドイツ語文学、ドイツ語詩、物語論、スイス戦後文学、フロイト研究、舞踏史、身体文化研究、世紀転換期の芸術、音楽哲学、前衛芸術論、記憶論、翻訳論、文学批評理論のように多様ですから、きっと自分の関心をかき立てるような授業に巡り合うことができるでしょう。さらに他の分野の授業も受講することにより、ドイツ語圏以外の言語、文学、文化、社会、思想などにも視野を広げることが可能です。

ドイツ語とドイツ語圏の文学、文化を深く理解し、日本とドイツ語圏の相互理解に貢献できる人材の育成、また、大学院に進学し、ドイツ語研究、ドイツ語圏文学・文化研究を行うための基本的能力を有する人材の育成を目指す教育を実践します。

言語文化系学位プログラム

文芸言語学コース

哲学倫理学コース

歴史文化系学位プログラム

歴史学・人類学コース

総合文化学コース

英語高度専門職業人学位プログラム

英語高度専門職業人コース

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